総務部は、管理部門として労務、経理、庶務の業務を行っています。
裏方の仕事ですから、「いくら売り上げて、いくら利益が出た」とか、「こういう仕事でいくら稼いだ」とか、「こんな仕事やった」とか数字や結果が表に出ることはありません。したがって、派手に目立つことはありません。
「いくら売り上げて、いくら利益が出た」では、実際にその売上が正しいものであったのか？その利益は実際正しいものだったのか？間接的な経費の発生のチェック、見落としている経費はないか？仕事の契約内容はコンプライアンスが守られているか？契約内容はどうか？人材配置、労務費・労働時間の適正など客観的に状況、数字を見ていかなければいけません。
AI化が進み、人の手を使わなくなった部分は多々ありますが、業務を行っているのは人間です。その業務を行う人たちの人事的な配属・配置、労務的な勤務管理(勤怠管理)・状況を把握して、従業員の大事な給与の計算をし、支払いを行っています。
また、お取引さま企業はもちろん、県市町村役場、各税務事務所、各種金融機関、関係各省庁とのやり取りを行い、提出書類の作成、調整、調査なども行わなくてはなりません。収益に関わる業務ではないので、地味ですが、確実に間違いなく、そして要領よく行い、会社全般の業務が滞りなく進んでいくようしていかなければいけない部署です。
弊社の総務部の業務は大きく分けて3つあります
- ①労務：採用募集、入退社の手続き、労災保険・雇用保険・社会保険の加入・脱退手続き、毎月の従業員負担分などの保険料計算を行います。そして毎月の勤怠(有給休暇、欠勤、遅刻、早退)を管理、把握し、それをもとにお給料、賞与を計算し、従業員へ支払いを行います。
- ②経理：収益・支出、資産、負債などの起票、確認、財務管理、予算実績管理などを行います。
- ③庶務：備品等の管理、補充、手配などを行います。
そのほか、こまごまと多々業務はありますが、決して表だって目立つことはなく縁の下の力持ち、後方支援部隊。しかし、なくてはならない部署です。
